『螺旋の関係』｜日高エリアのウェブマガジン

『螺旋の関係』

2024.05.24

こんにちは、音楽プロデューサー＆映像ディレクターの伊藤リョウスケです。

前回の記事でも紹介した札幌のシンガー「佐藤広大（さとうこうだい）」が何故グランピングのPR動画など多数出演しているのか疑問に思っている方も少なくないかと思いますので今回はそこにフォーカスをあてて、お話します。

個人的にDTM（デスクトップミュージック）が趣味だった僕は、長い間曲を作っては発表する事なくPCのフォルダにただ並べているだけの日々を過ごしていました。世に出す事が無かったせいか、いつしかDTMにも飽きて、地域の情報を発信するために映像制作などもする様になり「ディマシオ美術館」や「ホロシリ乗馬クラブ」などのPR動画を制作して公開し始めていた頃に、広大から僕の「地域の活性化に向けた活動に協力したい」というお話をいただき、意気投合し「一緒に曲を作りましょう」という流れになりました。

その頃、作っていたPR動画がコチラ↑↑↑ 主演は「弁当屋さんのおもてなし」にも出演している小山セリちゃん。ナレーションは「木箱」の SAyA ちゃん。インパクト重視なので結構「攻めた」内容になっています。サヤちゃんは自身のnoteでもグランピングを紹介してくれていますので、一読していただければと。新冠町でグランピング～３Dプリンターで建築！？～｜SAyA-kibaco- (note.com)

話がそれました。「一緒に曲を作る」と言っても、それまでDTMで曲を作っていたにも関わらず、自分で作曲する事は選択せずに、プロのトラックメイカーとプロの歌手である広大と一緒にチームで楽曲を制作し大手のレーベル（LDH）からリリースするという「流れ」に興味があった僕は迷わずそちらを選びました。多数あるDEMOトラックの中からベースとなる曲を選び、コンセプトを決めて、皆であ～だこ～だ言いながら制作は進み。

そうこうしている内に出来た曲が「螺旋の関係」という曲です。「地域のPRに何か関係あるんか？」と突っ込まれそうなほど全くもって町名や施設名などには触れずに作った理由は、町名が歌詞に入ると広大がLIVEなどで使いにくい曲になってしまうと思ったから。折角なら長い間、各地で歌ってもらえるような曲にしたかったんです。逆に楽曲の中で地域をPRしている部分はMV（ミュージックビデオ）です。前半は新冠町のレ・コード館でそれ以外は全て新冠町太陽の森ディマシオ美術館で撮影しています。主演は広大と札幌の美人モデルの藤井萌ちゃんFUJII MOE / Instagram。美術館全体を使用させていただき、作中にもディマシオの絵がチラホラ登場しています。地元、新ひだか町静内出身の後輩 IKW FILM のカメラワークと編集にも注目してMVを見ていただければ幸いです。

ちなみに、この曲のJKTアートワークも何を隠そうこの私が担当しipadでコツコツ描いたモノですので、そこんところも宜しく。