ヒロコのひだか旅行記
こんにちは、札幌在住 競馬好きの中身おっさんヒロコです。普段は航空関係の会社で働いています。とある異業種交流会で会った御徒町 凧さんとウマが合い、札幌競馬場に遊びに行った事がキッカケで日高旅行に踏み出しました。
日高といえばやはり馬!午年生まれ、馬好きな私には気になる場所ではあったけれど、札幌からはなかなかの距離で遠い存在。それが今回、御徒町さんの人間力と日高愛に後押しされて、ついに日高へ。
日高に来るまでの道中は両サイドに牧場があって、想像をはるかに超えて馬見放題!それだけでテンションが上がっていた私。新冠に到着して御徒町さんと道の駅で合流して、まずはレ・コード館へ。好きな曲を上質すぎる音で堪能し、いきなり夢見心地に♪
お昼は御徒町さん行きつけのスープカレー(スパイスタイガー)。サクッと揚げられたチキンが美味。
その後高校時代の友達が働くカフェ(椿サロン)に顔を出して昔話に花を咲かせ、新冠温泉で露天風呂からの夕日に癒やされ、すっかりととのって宿泊先へ。
あれ?私まだ牧場に行けてない、、、ま、そこら中にあるからすぐ行けるか。
翌朝、宿泊先の目の前にある牧場に目を細めながらコーヒーを片手に優雅な時間を過ごす。空気が美味しく、馬を眺めながら のんびりとした このひと時のなんと贅沢なこと。
すごーく山奥なのに、すぐ近くにいい感じのカフェ(農暮舎)があって、身体に染み入る優しい食事とコーヒーもまた最高だった。
そしてさらに山奥にあるディマシオ美術館に行く事になって、、、
ちょっと前まで存在も知らなかったディマシオ美術館。
アートには明るくないけど、美術館て行けば、あーこの感じ好きだなぁとか、つい佇んでしまう絵があるものだったけれど。。。
世界一の油彩画が新冠に来たイキサツなんかを聞いて、実際にその絵を前にまずは、、、
おったまげた。
けれど感情は高鳴るのではなく、どこに持っていっていいのやら。理解しようと、普段はあまり読まない解説に目を通したり、他の作品を見たりするものの、どんどん眉間にシワが寄っていく。
感情が自分から遠のいていくから、何かにすがるようにして辿り着いたのは、唯一、お母さん?を書いた似顔絵。表情に現実味があって、やっと息を吐けた感覚だった。映画と同じで現実味がないと共感できないのかも。
宇宙の神秘というのか、時空も超える超幻想的な世界を、とんでもない規模で描き現した事には、底知れぬパワーを感じるし、ハマる人にはどハマりするものなのだと思う。印象派好きな私にはただただ、今まで味わったことがない感覚に触れることもそうないという点で、一度は体感すべきものだと思った。
すぐ側に牧場があったのに、走る馬を見たり馬と触れ合いたかったのに、行けなかったことに牧場だらけの帰り道で気づいたけれど、他にも見所がいっぱいの日高を知る事ができて大満足でした。
次こそは牧場に行くぞ!