海、犬、温泉。三石「わんぞう」でグランピング!
昨年11月にスタートして、あっという間に2ヶ月が経ったハイマグですが、編集部のメンバーは日高エリア在住者に限らず、さまざまな場所にいます。かくいう僕も東京在住。取材などでこの地に通うようになって1年ほどになりますが、訪れるたびにいろいろな発見があるんですよね。奥深いです、日高って。
昨年末には、家族でも日高を訪れました。取材も兼ねて泊まったのは、「みついし昆布温泉蔵三」のグランピング施設「わんぞう」です。
僕にとって、日高を訪れる楽しみのひとつが温泉です。日高滞在中はほぼ毎日、どこかの温泉に入っています。もちろん、新ひだか町の三石にある蔵三にも行ったことはありました。
蔵三の特徴は、なんといっても海のすぐそばにあるということ。船の形をした露天風呂からは、海も見えます。冷鉱泉を加熱した湯温が心地よく、波の音を聞きながらついつい長風呂になってしまう大好きな温泉です。
そんな蔵三に、新たにオープンしたのが「わんぞう」というグランピング施設。その名のとおり、愛犬とともに泊まれるグランピング施設です。
わんぞうは、蔵三の敷地内に建つ独立した2棟のコテージ(2ベッドと4ベッドがあります)からなるグランピング施設です。テラス付きのコテージはもちろん冷暖房完備でオールシーズン宿泊可能。冷蔵庫やテレビなど、快適に過ごすためのファシリティも充実しています。
わんぞうの大きな魅力は、コテージに隣接された専用ドッグラン。コテージには大きな窓があるので、飼い主は部屋の中から愛犬が遊ぶ姿が、そしてそのすぐ先には、きらきらと輝く太平洋が見えます。ロケーションは抜群です。
ちなみにこの時、外気温は氷点下5℃。でも、部屋の中はポカポカで暑いくらい。寒い季節も安心です。
そうそう、コテージにはもちろん愛犬も入室可能です。室内には一応ゲージなどもありますが、愛犬と一緒にベッドで寝ることも許されています。ペットと泊まれる宿泊施設は他にもありますが、ベッドの中までずっと一緒にいられる宿となると、探すのはなかなか大変です。
ペットファーストを掲げる「わんぞう」ですが、じつは支配人の田村さんも大の愛犬家。ペットと旅をしたくても、宿がなかったり、あったとしても寝床は別々……そんな不満を感じて「わんぞう」をつくることを決めたそうです。
ちなみに、コテージのテラスではBBQを楽しむことができます。こぶくろ牛でお馴染みの、まつもと牧場直営「黒毛和牛のドン」や、厚切り健康豚ポークケチャップが絶品の「くまのフライパン」といった、地元の肉料理の名店がBBQセットを用意してくれるそう。この日は、天候の都合でBBQは諦めましたが、本館レストランのお食事も美味しかったです。
テラスで海を眺めながらBBQ。その後に温泉&サウナで整ったら、満点の星空の下、波の音を聞きながらビールを飲む。端的に言って最高です。愛犬ファーストな「わんぞう」ですが、友達や家族、恋人と訪れるのもおすすめです。
DOG GLAMPING CABIN わんぞう(みついし昆布温泉 蔵三)
北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞162
https://wanzou.jp
DOG GLAMPING CABIN わんぞう