日高食いだおれ~えりも町編~⑨『短角王国守人』
こんにちは。新冠の『BigBoy』ことアユムです。
えりも町ラストを飾ってくれるのは『短角王国守人(まぶりっと)』さんです。

道央最南端の地アイヌ語で「オンネエンルム(大きな岬)」と呼ばれる襟裳岬。

太平洋上に突き出ていることから、海上の気候と類似しており、年間の半分以上の日は強い風が吹いています。
沖合で暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかり合うため霧の発生も多く神秘的な姿が見られるそうです。
天気の良い日には、先端から約2㎞先まで岩礁が続く景観は壮大です。
そんな襟裳岬にある『高橋牧場』さん。

二代目でえりも町で唯一の短角牛を飼育されている店主の『高橋 裕之』さん。
祖父が襟裳岬の東側東洋地区でコンブ漁を始め、父の代で漁業との兼業で短角牛の飼育を始めたのが『高橋牧場』さんの始まりだそうです。
高橋さんは、現在も昆布と短角牛の兼業をされていてまさにえりもの「二刀流」!!
平成3年に牛肉の輸入が自由化となり、短角牛の畜産農家は厳しい状況に。
町内でも多くの牧場が畜産をあきらめたり、霜降り肉が特徴の黒毛和牛飼育へ転換していき、現在町内で短角牛を飼育する唯一の牧場になってしまったんだそうです。
『高橋牧場』さんで育ったえりも短角牛は、

「日本短角種」という和牛の一種で、国内で飼育されている肉用牛のわずか1%に満たない希少な牛だそう。
毎日のように海から吹き上がる潮風の塩分はミネラルを含み、付着した牧草を食します。
良質な栄養を取り、起伏に富んだ広大な大地を動き回りストレスフリーで健康に育ち、
短角牛の遺伝的な特質との相乗効果で、霜降り肉ではない、赤身に旨味の詰まったヘルシーな肉、脂身はさらっとしつこくないのに味があるのも特徴。
そんな『えりも短角牛』を食べられるお店が『高橋牧場』さんの横にある『短角王国守人(まぶりっと)』さん。
店内では食事ができる他、宿泊ができるファームイン、

併設されている「焼肉短々」では焼肉も楽しめるそうです。
店内の冷凍ストッカーでは、

お肉の加工品などをお土産や贈り物として購入できます。
木を基調とした暖かい雰囲気の店内は、

自然豊かな襟裳岬を一望できます。
天気のいい日は明かりがなくても明るく自然の光を浴びながら食事をするのがとても気持ちがよかったです。
お食事のメニューは、

いろんな部位をその部位に合った様々な調理法で出されています。
お土産としても買えてお店でも人気メニューの『短角牛ハンバーグと短角牛肉ソーセージ』。

【短角牛ハンバーグと短角牛肉ソーセージのセット】¥1,694
「ジューシー」。
その言葉が一番合うほどに、口に入れた瞬間あふれ出す肉汁、しっかりと味付けされたお肉はごはんを加速させます。
このソーセージ絶対ビールと合うなぁ…
付け合わせのきれいな焼き目の入った野菜は脇役とは思えない存在感。
最後の一口まで楽しめる一品でした。
「守人」オリジナルの『短角よくばり牛丼』は、

【短角よくばり牛丼のセット】¥1,408
その名の通り人気の部位三種(タン、サガリ、カルビ)も乗った牛丼。
素材を生かすためにシンプルでしっかりとした味付けは、
えりも短角牛の特徴でもある旨味の詰まった赤身、さらっとしつこくない脂身をいろんな部位で感じられる贅沢な逸品。
苦労していた先代への思いや、そんな時代を共に乗り越えてきた短角牛への愛着、意地が今も短角牛を飼育し続けられている理由なんだそうです。
『高橋牧場』、『守人』さん自慢のお肉是非食べに行ってください。
短角王国守人
maburitto@wave.plala.or.jp
〒058-0342
北海道幌泉郡えりも町えりも岬406-1えりも短角王国高橋ファーム
TEL:0146-63-1129
営業時間 09:00~17:00
定休日 日曜日、月曜日
次回は、「~様似町編~」でお会いしましょう!!