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第一回
道産詩賞
受賞作発表!

2025.04.10

Hi-MAG1周年をきっかけに実施した道産詩賞は、SNSによる投稿型コンテストという新しい試みでスタートしました。

道産詩賞、日高賞、審査員特別賞という3つのカテゴリーを設けた詩の文学賞です。当初は30通くらい集まればいいのかな、などと話していましたが、選考委員の御徒町や三角みづ紀さんの呼びかけもあって、なんと昨年の11月下旬から今年の1月31日までのおよそ2ヶ月間で124通の応募作品が集まりました。本当にありがとうございます。

その一つ一つの作品の重みを感じながら、選考委員の2人は手に汗握り詩を選定。(その模様はこちら)そして去る3月23日(日)に札幌・俊カフェにて開催した奏詩会で、受賞作がついに発表されました。それでは、栄えある第一回道産詩賞に選ばれた作品をご紹介いたします。


道産詩賞:中筋智絵「札幌 払暁」


日高賞:cofumi「イッショ!イッショ!」


日高賞:古川奈央「光る柱」


審査員賞(御徒町賞):さらさちさ「十一月十八日」


審査員賞(三角賞):朝伊ミチル「宙」


発表の場となった奏詩会には、道産詩賞受賞の中筋さんや、三角賞の朝伊さん、日高賞の古川さんも居合わせていました。道産詩賞は、一般的な文学賞と違い、事前に受賞者にご連絡をしていません。もちろん、会場となった俊カフェ店主の古川さんにも、お伝えしていませんでした。にも関わらず、受賞後の朗読は堂々としたもので、詩に対するそれぞれの想いが伝わってきました。

受賞者のみなさんおめでとうございます。そして応募をしてくれた全ての方々へも、あらためて感謝の気持ちを伝えたいです。道産詩賞は、コンペティションという形式ではありますが、その目的ははみんなで詩を楽しむということです。たくさんの詩がSNSにあふれていて、それを誰かが目にする。そして詩の魅力を感じる。そうなってくれたらとても嬉しいです。

もちろん第二回道産詩賞も実施予定です。新たな試みもできればと画策中なので、続報はまたおしらせしますね。